(暇を持て余した中の人の遊び リクエストでランダム選択)
青い空。
その雲ひとつない爽やかな晴天の下、白い飛沫をあげては穏やかに波打つ。透き通るような碧の海が広がっていた。時折魚が波の間から跳ねて煌めき、海鳥が気持ちよさそうに鳴き声を上げながらなめらかに飛んでいく。
涼しげな風が吹く。
岸辺の砂に押し寄せる波と共に、緑の覆い茂った木々がささやくように揺れる。
「お?」
そんな所に一人、砂浜に座り込んで笑う人影がいた。
「誰もいねぇでねぇか 」
そう言う人物の名前は覚(さとり)、人の心を読めるという山に住む妖怪。ただ、この覚の姿かたちは妖怪らしくない。16・7くらいの中性的な顔立ちの人間。腰まで長く垂れた茶色の髪は所々跳ねている。服装はジーパンにパーカーというラフな格好だ。しかしよく見ると、少年ではなく、少女であるということがわかる。
そんな彼女がふいに少々つり目気味の瞳をくるりと横に向けると振り返った。
同時に砂を踏みしめる様な足音がする。
「こんにちはー」
そこには彼女と同じくらいの歳の少年が遠慮がちに頭を下げていた。
どこにでもいそうなちょっと気になる女の子がいる男子高校生。彼の名前は寺島昇。属性は突っ込み。つまり常識人で、苦労性。しかしキレると常識をどこかに落としてしまうという実はおかしいのではという疑惑のある人物なのだがそれは別の話。なにやら色持ちという噂もあるのだがこれもまた別の(以下略)学校の帰りだったのか、制服姿の昇は困惑しながらも覚を見ていた……少し距離を取って。
それにへらっと笑う覚。特に気にしてはいないようだ。
そこで再び砂を蹴る足音がした。今度は二つ。
昇と覚が顔を上げる。
「わー、何か緊張するな。ヤオ(土の神)様、起きてる?」
一人は飄々とした、しかし少し柔にも見える態度で覚と昇のそばに近づいた。彼の名を烏緋(ウー・フェイ)。白髪に若葉色の瞳をした18歳くらいの少年に見える。そんな彼は少し老けたような顔立ちである。そして「神」など、人外のものと交流する能力を持ち、土の神、瑶(ヤオ)の依代という名の共同生活を送っていると言う。土の神は今、彼の中にいるため姿は見えないが声だけはしているようだ(という設定なのかなby神(中の人)の一人)。
「人の世界に来るのは久々だ」
そしてもう一人は水の属性王(アクア・マスター)。青の髪が空の青と溶け込むようにさらりと揺らめく。そして同じような色に深い青の入った上着は、胸の前で金具が止めてあり太陽の光に照らされて瞬いていた。まだ少年と言える歳くらいだろう。しかしその気配はただ人ならない。マリンブルーの瞳はただ、淡々と冷徹に彼らに向けられていた。
「こんちはー」
「おう、来たか。こんにちは 」
へらっと挨拶をしてくるフェイにへらりと手をあげて笑う覚。そのそばでちらりと昇が水の属性王を見ると、相手は無表情のまま彼と視線が合う。
「あーえっと。はじめまして」
なんだかとりあえず挨拶をしてみた昇。それに会釈する水の属性王。
そこでまた突然彼らの目の前でもう一人人影が現れた。
「やれやれ……」
面倒くさそうにため息をつきながらやってきたのは、頭に二枚羽根のついたつばの広い帽子をかぶった男。その帽子は刺繍が施され、羽根の一方はボロボロだがもう片方は鮮やかな黄色。とある海賊の長、キャプテンデュークである。少し乱雑な言葉遣いと態度とは裏腹に、どこかその居ずまいは気品がある。身を包んでいる刺繍を施されたコートがはためく。
さらりと金色の髪が揺れ、彼はどこか鋭敏とも言える眼差しを他の5人に向けた。
心を読める女妖怪――覚
なにか秘めたる力を持つ高校生――寺島昇
身に土の神を依り生きる白髪の少年――フェイ
神とも水の化身とも言える者――水の属性王
威風堂々とした毅然たる品性を持つ海賊――デューク
これで役者はすべて出そろった。
さて
これから彼らはこの無人島をいかにして生き抜くのか。
違う世界から来た種族
性別年齢の違う彼ら
はたして彼らの行く末は?
――――それは中の人さえも知るよしもない(マジで)
その雲ひとつない爽やかな晴天の下、白い飛沫をあげては穏やかに波打つ。透き通るような碧の海が広がっていた。時折魚が波の間から跳ねて煌めき、海鳥が気持ちよさそうに鳴き声を上げながらなめらかに飛んでいく。
涼しげな風が吹く。
岸辺の砂に押し寄せる波と共に、緑の覆い茂った木々がささやくように揺れる。
「お?」
そんな所に一人、砂浜に座り込んで笑う人影がいた。
「誰もいねぇでねぇか 」
そう言う人物の名前は覚(さとり)、人の心を読めるという山に住む妖怪。ただ、この覚の姿かたちは妖怪らしくない。16・7くらいの中性的な顔立ちの人間。腰まで長く垂れた茶色の髪は所々跳ねている。服装はジーパンにパーカーというラフな格好だ。しかしよく見ると、少年ではなく、少女であるということがわかる。
そんな彼女がふいに少々つり目気味の瞳をくるりと横に向けると振り返った。
同時に砂を踏みしめる様な足音がする。
「こんにちはー」
そこには彼女と同じくらいの歳の少年が遠慮がちに頭を下げていた。
どこにでもいそうなちょっと気になる女の子がいる男子高校生。彼の名前は寺島昇。属性は突っ込み。つまり常識人で、苦労性。しかしキレると常識をどこかに落としてしまうという実はおかしいのではという疑惑のある人物なのだがそれは別の話。なにやら色持ちという噂もあるのだがこれもまた別の(以下略)学校の帰りだったのか、制服姿の昇は困惑しながらも覚を見ていた……少し距離を取って。
それにへらっと笑う覚。特に気にしてはいないようだ。
そこで再び砂を蹴る足音がした。今度は二つ。
昇と覚が顔を上げる。
「わー、何か緊張するな。ヤオ(土の神)様、起きてる?」
一人は飄々とした、しかし少し柔にも見える態度で覚と昇のそばに近づいた。彼の名を烏緋(ウー・フェイ)。白髪に若葉色の瞳をした18歳くらいの少年に見える。そんな彼は少し老けたような顔立ちである。そして「神」など、人外のものと交流する能力を持ち、土の神、瑶(ヤオ)の依代という名の共同生活を送っていると言う。土の神は今、彼の中にいるため姿は見えないが声だけはしているようだ(という設定なのかなby神(中の人)の一人)。
「人の世界に来るのは久々だ」
そしてもう一人は水の属性王(アクア・マスター)。青の髪が空の青と溶け込むようにさらりと揺らめく。そして同じような色に深い青の入った上着は、胸の前で金具が止めてあり太陽の光に照らされて瞬いていた。まだ少年と言える歳くらいだろう。しかしその気配はただ人ならない。マリンブルーの瞳はただ、淡々と冷徹に彼らに向けられていた。
「こんちはー」
「おう、来たか。こんにちは 」
へらっと挨拶をしてくるフェイにへらりと手をあげて笑う覚。そのそばでちらりと昇が水の属性王を見ると、相手は無表情のまま彼と視線が合う。
「あーえっと。はじめまして」
なんだかとりあえず挨拶をしてみた昇。それに会釈する水の属性王。
そこでまた突然彼らの目の前でもう一人人影が現れた。
「やれやれ……」
面倒くさそうにため息をつきながらやってきたのは、頭に二枚羽根のついたつばの広い帽子をかぶった男。その帽子は刺繍が施され、羽根の一方はボロボロだがもう片方は鮮やかな黄色。とある海賊の長、キャプテンデュークである。少し乱雑な言葉遣いと態度とは裏腹に、どこかその居ずまいは気品がある。身を包んでいる刺繍を施されたコートがはためく。
さらりと金色の髪が揺れ、彼はどこか鋭敏とも言える眼差しを他の5人に向けた。
心を読める女妖怪――覚
なにか秘めたる力を持つ高校生――寺島昇
身に土の神を依り生きる白髪の少年――フェイ
神とも水の化身とも言える者――水の属性王
威風堂々とした毅然たる品性を持つ海賊――デューク
これで役者はすべて出そろった。
さて
これから彼らはこの無人島をいかにして生き抜くのか。
違う世界から来た種族
性別年齢の違う彼ら
はたして彼らの行く末は?
――――それは中の人さえも知るよしもない(マジで)